地方都市の持続可能性についてSmart Cityの観点で考えていきます。アクセンチュアの会津若松での取り組みを参考に、地方都市の課題、解決策とその実行戦略について話しています。
0:29 地方都市とSmart City、9:19 参考文献、10:27 地方都市の課題、18:15 解決策、24:09 実行戦略
地方都市とSmart City
- 最近の地方都市をめぐるいくつかの議論
- 【太田直樹】地域は「一極集中のオルタナティブ」を創出せよ https://newspicks.com/news/5954039/body/
- 【葉村真樹】地域間で始まる、新たな「関係人口」獲得競争 https://newspicks.com/news/6093358/body/
- 安宅和人 「開疎化」
https://newspicks.com/news/5954039/body/ - 内閣府の「スーパーシティ」構想:https://www.chisou.go.jp/tiiki/kokusentoc/supercity/openlabo/supercitycontents.html
参考文献
- 海老原城一、中村彰二朗(アクセンチュア)、Smart City 5.0 地方創生を加速する都市OS、https://www.amazon.co.jp/dp/4295006149/
地方都市の課題
- 人口減少、空き家、不動産価値低下
- 高齢化、若者が首都圏ほかへ流出
- 仕事がない
- 「人に選ばれる街」と「選ばれない街」
解決策
- 首都圏の高付加価値機能を地方移転
- 従来の製造部門だけでなく、戦略や設計といった役割も含めて地方へ移転することを目指す
- 従来の税制優遇による工場誘致政策だけでなく、付加価値を高める仕事を増やすことを目指す
- 次世代を担う新産業を地方で育成
実行戦略
- 「自分ゴト」:市民の巻き込みが大前提 => Opt-inを採用
- 会津若松の以下の資産を最大限に生かす
- 上質な水資源
- 会津藩の歴史遺産
- ICT専門大学
- 充実した医療環境
- 複数ルートのアクセス環境
- これらを「スマートシティ化戦略」としてまとめあげて実装
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