0:45 背景・動機、3:40 Introduction、6:20 戦略的組織設計とは、22:17 Computerの役割
※1.5倍速など早送りで聴くことをお勧めします。
今回のLearning Objectives
- Strategic Organizational Designとは:組織のビジョン、経営戦略(strategy)とアラインした組織構造を作ること。structure、processes、people、rewardsが主要素(STAR analysisによる)。
- Organizationにおけるcomputerの役割の変化:Tool -> Assistants / Peers / Managers へ。computerと人間が上手く共存することがcompetitive advantagesにつながる。
背景・動機
- ケイジが秋学期にStrategic Organizational Designという組織論の授業を受講。
- トレンドとして取り上げられるDXに対して、達成したいことやその評価観点の一つを提供してくれそうに思った。
Introduction
- DXがトレンド:digital technologyによって業務をどう変えるか、仕事・ビジネスを変えるか、が目的と認識
- 仮説:DXを俯瞰して見る一つの視点が組織論
- technologyによって組織はどう変わってきたか?
- 組織の基本的な形態はどういうものか? => 典型的なパターンを次回紹介します!
Strategic Organizational Design(戦略的組織設計)とは
- Strategic Organizational Design:経営戦略(Strategy)を実現するために適した組織構造を設計すること。特に以下でのべるcapabilitiesを強化することになる。
- 経営戦略:企業の持続的競争優位性を確立するための具体的な方針、方法
- 経営戦略の立脚点は競争優位性(competitive advantages)。これは大きく以下2つに分類できる:
- Position:distribution channel、brandなど
- Capabilities:technologies、products (Google Search Engine)、Design (Apple)、Manufacturing (Toyota)など
- STAR Analysis:組織を分析するframeworkの一つ。5つの項目が相互に関係するので、星形(star)で表現するのが名前の由来、らしい。
- Strategy / Capabilities (What)
- Structure:組織の構造
- Processes:組織内の部門、ユニットの関係性
- People:組織を構成する人間・雇用
- Rewards:構成員への報酬・インセンティブ
- ケイジが日本でのDXなど組織変化で重要と思う点
- People:computerとの共存が重要!
- Rewards:strategyに沿ったインセンティブの導入が重要!そうしないとPeopleは動いてくれない、求める人も雇用できない。
組織内でのComputerの役割:ToolからAssistants / Peers / Managersへ
- Tools
- Google検索。一昔前と比較するとAssistants。
- Peers(同僚)
- 自動運転車:人間と同じ業務を行う。
- Bot:保険会社Lemonadeが開発したAI Jimは、顧客からの保険金請求に対し、要件に合致すれば保険金を自動支払い、合致しない場合は適切な人へ本請求を振る。
- Wikipediaにおける記事校閲
- Managers
- 道路の信号
- CrowdForge:Carnegie Mellon大学が開発した文書作成システム。文書作成の割り振りをcomputerが行い、各sectionの執筆は人が実施。それらを集めて一つの記事にまとめるのもcomputer。
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