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2-20 脱炭素に向けて個人が取れる選択肢は? – エネルギーと脱炭素 #1

脱炭素に向けて私たち一住民が取れる選択肢について、地方自治体の再生エネルギー活用戦略とともに、いくつかの事例を紹介します。

0:20 最近の脱炭素の動き、5:00 横浜市の取り組み、16:22 一住民の選択肢

※1.5倍速度など早送りで聴かれることをお勧めいたします。


脱炭素の動き

連日のように脱炭素のニュースが流れていて、日米共に政権の重要な目標に位置付けられています。

地方自治体の取り組み:横浜市を例に

  • 戦略
  • エネルギー使用量とCO2削減施策
    • 1世帯あたりの 電⼒消費量
      •  2013年を基準(33.6 GJ/世帯・年) として 2030年には26.3 GJ/世帯・年にすることが目安とされている。
    • 市内の再⽣可能エネルギーによる供給ポテンシャル(16.1 億 kWh)は、目標削減量の8%分に過ぎない。
    • 残りの92%は東北12 市町村との連携協定を結び供給を受ける見込み。

一住民の選択肢

  • 第三者所有モデル:主に太陽光発電を対象として、発電業者に屋根などのスペースを貸し、その発電電力を安い価格で使用できる。
  • 東京都の共同購入モデル:再生可能エネルギー電力の購入希望者を募って一定量の需要をまとめることで、電力の価格低減を実現する。埼玉県、千葉県、神奈川県他と連携。
  • CCAによる再生可能エネルギー供給(米国)
    • CCA:Community Choice Aggregation。米国カリフォルニア州を含む全米8州(2020年現在)での共同電力購入の仕組み。
    • Opt-in型(加入を希望する場合は申し込みが必要)とするかOpt-out型(加入デフォルト、希望しない場合は退会手続きが必要)とするかは住民の投票によって決まる。Opt-outの方が安くなりやすい。
  • (参考)地球温暖化を解決するために始めた電力サービス「ハチドリ電力
    • CO2ゼロの自然エネルギー
    • 電気代1%で自然エネルギー発電所を新設
    • 電気代のもう1%はNPOなどの活動支援に

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