マサトは留学後に転職をしました。この転職をターニングポイントと捉え、その前後でマサトが考えたことについてケイジがインタビューしました。
1:13 転職のきっかけ、9:50 転職の準備プロセス、16:00 会社の情報収集方法、23:20 面接、31:08 やっておいてよかったこと、33:51 注意点、35:40 転職した感想、41:22 アドバイス
転職のきっかけ
- キャリアとして
- ドメイン:エネルギー、脱炭素への関心が強い。特にエネルギーの供給側に興味。
- ロール:今後も価値が維持されるDX人材を希望。
- 性格の面
- 挑戦したい、環境を変えたいという気持ち
- 未来志向であり、変わろうとしている会社に惹かれる
- これらが転職活動を通じて徐々にはっきりしてきた、はっきりさせようとした、はっきりしたと自分を納得させようとした。
転職の準備プロセス
- 最初のステップは一人の転職エージェントと会話
- エージェントとの「壁打ち」を通じてやりたいことを言語化、経歴を棚卸し、職務経歴書にまとめる
- 転職サイトであるBizReachやLinkedInにpublish
- 転職サイトを通じて別のエージェントから声をかけられたので、彼らにも相談
会社の情報収集方法
- 求人情報をよく読む
- 経営状況把握のためにIRを見る
- エージェントに聞く
- 採用力(採用したい人をどの程度採用できているか)は情報収集しにくいため、エージェントを活用する。採用力が高いほうが、入社後の働き方がスムーズなのでは。
- 会社の雰囲気も、やはり情報収集しにくい。面接を通じて感じ取る、知り合いやリファーラルで紹介してもらえる人と話す、など。LinkedIn他でDMするのも一つかも。こういうところで留学時のネットワークが活きた。
面接
- 面接はお互いがお互いを見る場、という認識。採用される側も会社の雰囲気や人を見る。スキルだけでなく人物面(働きたいかどうかなど)をお互い判断する。
- 戦略コンサルを受けるなら、ケース面接に慣れるため、第一志望は後に受けたほうが良い。戦略コンサルの一次面接では、半分は経歴、半分はケース面接で分析力などを見られる。
- 事業会社であれば、準備ができた段階でどんどん受けてよい。コンサルと比較して、人物面を重視する雰囲気を感じた。
やっておいてよかったこと
- やりたいこと、キャリアの志向性を言語化すること。
- 使えるものは使った。例えば、エージェントと話して転職市場の状況を理解できた。
- 信頼できるエージェントと知り合えた。今回の転職だけでなく、今後もキャリアについて相談すると思う。
注意点
- エージェントも万能ではないため、依存しすぎないこと。後で後悔しないために、エージェントの言うことを全て鵜呑みにせず、自分でも考え、情報収集すること。
転職した感想
- 転職して後悔はない!
- やりたい仕事に従事できており、家族との時間も確保できているので、自分が希望するワークライフバランスが保てている。
- ギャップ:コロナの影響で、帰国したらリモートワークが中心に。コミュニケーションの取り方が変わっていたため、転職先で知り合いがいない中で人との関係を作っていくことに苦労した。
アドバイス
- 自分のやってきたこと、やりたいことなど志望動機を言語化することをお勧めします。
- 参考:自分の市場価値を測るための9つの質問(出展:転職の思考法、北野唯我、2018)
- 会社を変えても価値のあるスキルをどれだけ持っていますか?
- そのスキルの賞味期限はいつまでありますか?
- 他の会社でも通用するレアな経験はどれだけありますか?その経験は世の中からどれだけ強く求められていますか?
- 社内に、自分が会社を変えても、喜んで力を貸してくれる人はどれだけいますか?その人たちは意思決定の力がどれほどありますか?
- 社外に、自分のために喜んで力を貸してくれる人はどれだけいますか?
- その人たちは意思決定の力がどれだけありますか?
- 自分が所属しているマーケットの一人当たりの生産性はどれだけ高いですか?
- 自分が所属しているマーケットに今後の成長はありますか?
- 今後、どれだけ自分の市場価値は成長が見込まれますか?
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