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Flu shot @ MIT Medical
Innovation Discovery Japan (IDJ) の概要
- MIT日本人留学生による、MIT学生を対象とした日本企業訪問ツアー。MIT SDMとMISTI Japanによるサポート。
- 2017年創立以降、MITと日本企業のcollaboration推進を目的として、毎年TechnologyやBusiness面で際立った日本企業を訪問する。Startupから大企業まで、Bio系から宇宙系まで、幅広い企業を訪問してきており、これまでのべ約80社に訪問している。
- MITのIndependent Activities Period (IAP)である1月の最終週に開催。約30人の学生・研究員とともに、1週間でのべ20社程度を回る。
- 各社訪問時、会社紹介や展示紹介とともに、経営層・ManagerやEngineerと議論する時間(企業によってはworkshop)を設けているのが特徴の一つ。双方向のcommunicationを通してお互いをよりよく知ってもらう機会を提供している。過去のアンケート結果からこの議論は双方有益であり、企業側の実体験を通した示唆に富むコメントが参加学生の知見を広げ日本をよりよく知ることに貢献しており、またバックグラウンドが多様な学生のコメントが企業に対して新しい視点を提供している。
- 参考ページ
- IDJのWebpage:設立の動機、過去訪問時のreportなど。
- IDJのFacebook page:これまで訪問させていただいた企業の写真ほか。
- MIT学生の企業訪問に興味を持たれた企業の方はぜひIDJ幹事団(上記Webpage)もしくはSteppFunctionにご連絡ください。
前回のIDJ2020(企業名敬称略、順不同)
- 初日は名古屋。
- Toyota:工場・トヨタ会館見学、会社紹介、議論。
- JR東海:会社・業務紹介、議論、リニア・鉄道館見学。
- 2日目、3日目は関西(京都、大阪)、半日だが観光も。1グループはけいはんな学研都市(関西文化学術研究都市)を訪問。
- Omron:卓球ロボットForpheusを見学、体験。開発したEngineerと議論、workshopを実施。同社のHarmonization(人と機械の融和)の考え方を学んだ。参考:CES2019でのロボ展示取材動画、Engadget記事、研究論文。
- CONNEXX SYSTEMS:StartupのCEOから新型batteryの技術紹介、その技術とビジネスについて議論。
- 人機一体:ロボット技術のstartup。
- 細尾:西陣織の老舗。IT導入や光を透過する西陣織FRPガラスなど、新技術、新ビジネスに取り組む。
- 京セラ
- mui Lab:Startup。Calm Technology(穏やかなテクノロジー)の社会実装を、designとengineeringを通して実現。
- お多福Lab:AIスタートアップ。AIを活用して、金融からMediaまで幅広いビジネスを手掛ける。
- Spread:垂直農法を用いたレタス工場を見学。けいはんなの工場ではレタス生産がほぼ自動化されている。
- グリコ健康科学研究所
- 4日目、5日目は東京。
- TeamLab:Museum@お台場
- SONY
- ABMES、東京女子医大:細胞シートなど実験室見学、手術プラットフォーム見学。
- SECOM:研究所訪問。東京オリンピックを見据えた安全の提供。SECOMに就職したアメリカ人MIT卒業生による経験共有。元MIT Lab研究員による「安心」の議論。
- Fujifilm:Open Innovation Hub訪問。
- TBM:石灰石を主原料とする新素材LIMEXを開発、ビジネス化。
- Astroscale:宇宙ベンチャー。スペースデブリ(宇宙ゴミ)の除去に取り組む。
- ZMP:様々な種類の自動運転車、サービスを開発。
- NTT DoCoMo:オリンピックに向けた5Gの取り組みなどの展示を見学。
- 大林組:会社紹介のほか、宇宙エレベータなど新ビジネスについてworkshop開催。
- FOMM:モビリティースタートアップ。水陸両用の電気自動車に試乗。
- 日立製作所:Open-lab Yokohamaを訪問し、生産技術、セキュリティ、モビリティなどの研究開発技術を見学。
次回のIDJ2021(※内容は今後変更の可能性があります)
- コロナの影響により、次回はVirtualでの開催。
- Fujifilm、SONY、TeamLabに「訪問」予定。
- またvirtualのため地理的な制約がなくなること活かして、山口県本社の旭酒造に「訪問」予定。
- MIT SDM卒業生でCIC Japan合同会社 Directorの方に、日本のstartup環境ほかについてkeynote speechしていただく予定。