0:20 コロナ in MIT&マサチューセッツ州、8:40 ワクチン in MIT、12:54 ワクチン in マサチューセッツ州、20:30 Amazon Fresh、25:57 リスクコミュニケーション
※1.5倍速等早送りで聴くことをお勧めします。
コロナ in MIT&マサチューセッツ州
- MAの人口:約690万人
- コロナ検査数:約80,000件/day
- 新規感染者数:2020年8月 約200人/day -> 1月 最大10000人/day、平均6,000人/day
- 死者数は80人/day、第一波(2020年4月中旬ピーク)の半分弱。(3月末ロックダウン)
- MIT Medical(MIT内の病院):1月に入って、検査の対象を、通学者に加えてGreater Boston在住学生に対象を広げた。
- 秋学期、MIT通学者は週2回の検査受診が必須。検査結果とその日の体調申告をAppで管理、ID cardと連携して、検査受診不完全もしくは陽性となった場合は建物内に入れない仕様。
ワクチン in MIT
- 2020年12月末にhealthcare workersにワクチン接種開始。
- 最初のワクチン接種者:Lead Medical Housekeeper Fatima Rosario さん。MIT Medicalの施設消毒や患者・スタッフの安全確保に尽力されている方。参考:https://news.mit.edu/2021/video-covid-vaccines-0110
- Moderna製。Moderna本社はMIT近くに存在、Institute Professor Robert Langer, Noubar Afeyan PhD ’87とHarvard Medical Schoolの研究者によって創設。
- [追記 2021/01/29] MITのstaff・学生全員に対し、加入するヘルスケアプログラムに依らず、MITがワクチン提供可能に。マサチューセッツ州が認可。参考記事:https://news.mit.edu/2021/mit-framework-covid-19-vaccinations-campus-0129
- ボストンはBiotechが盛ん。Harvard、MITなどBiotechに強い大学、製薬会社多数、MGH(Massachusetts General Hospital)・小児専門病院など有名病院多数。
- 余談:録音した咳をAI解析してコロナ感染を判定する方式を、MITの研究者が開発。
- コロナに感染したが無症状な患者も、本方式で判別できた。コロナ感染者を98.5%の精度で特定、無症状患者を全員特定できた。
- Altzheimer患者を特定するために用いられたAIアルゴリズムを応用。Altzheimer患者を特定するAIアルゴリズムは、強制された咳の録音を解析することで、記憶喪失だけでなく声帯を含む筋力低下を特徴とするAltzheimer患者を同定するもの。声帯の強さ、感情、呼吸器性能を各々判別する3つのAIモデルを構築し、筋力低下を判別するアルゴリズムにそれらを載せる構成となっている。本アルゴリズムの成功により、声帯の強さ、感情、呼吸器性能、筋力低下の4つの特徴がAltzheimerを特定するeffective biomakersと認識された。
- コロナ感染者でも一時的に、Altzheimer患者の特徴と似た神経筋機能障害 (neuromuscular impairment) が見られることから、当該アルゴリズムの適用を試行。結果、大幅なモデルの変更をすることなく、コロナ感染者を98.5%の精度で特定でき、上記4つの特徴がコロナ感染者を特定するbiomakersとしても有効であることを示した。
- 参考記事:https://news.mit.edu/2020/covid-19-cough-cellphone-detection-1029
- 論文:J. Laguarta, F. Hueto and B. Subirana, “COVID-19 Artificial Intelligence Diagnosis Using Only Cough Recordings,” in IEEE Open Journal of Engineering in Medicine and Biology, vol. 1, pp. 275-281, 2020, doi: 10.1109/OJEMB.2020.3026928. Retrieved from https://ieeexplore.ieee.org/document/9208795 .
Abstract: https://www.embs.org/ojemb/articles/covid-19-artificial-intelligence-diagnosis-using-only-cough-recordings/
ワクチン in マサチューセッツ
- Phaseを3つに区切る。参考:https://www.mass.gov/info-details/covid-19-vaccine-distribution-timeline-phase-overview
- 2020/12 – 2021/02:Phase 1:healthcare workers + First responder (Emergency Medical Service, Police, Fire)
- 2021/02 – 20201/04:Phase 2:essential workers (transit, grocery, utility, food and agriculture, …) + high-risk persons
- 2021/04 – 2021/06:Phase 3:General public
- ワクチン接種時期の目安 by New York Times:https://www.nytimes.com/interactive/2020/12/03/opinion/covid-19-vaccine-timeline.html
- 二人ともマサチューセッツ州で540万番目 / 690万人(マサチューセッツ州総人口)
- マサチューセッツ州のワクチン接種状況が毎週レポート:https://www.mass.gov/doc/weekly-covid-19-vaccination-report-january-14-2021/download
- 2021/01/15現在、約21万人がFirst doses終了、3万人がsecond doses終了。
Amazon Fresh@ボストン
- 生鮮食料品を配達してくれる。ボストンでの類似サービス:Instacart
- $35以上払えば送料無料。ただしtip必要、デフォルト$5。
- アパートの前まで運んでくれるため、重いものを頼みたいときは特に重宝。
- 到着連絡は配達員がブザーで知らせてくれる+アプリでdeliveredの連絡。たまにブザーなくアプリでの連絡のみで物品が玄関前に置かれていることもあるが、今まで特に問題はなかった。
- 品数は店頭よりも少ない。値段は店頭よりも若干高めな印象だが、配達してくれるメリットを考慮すると完全に許容できるレベル。
- 玉ねぎ1個が下半分腐ってたため捨てざるを得なかった。クレームするとrefundしてくれるらしい。
リスクコミュニケーション
- コロナ感染に関して、以下がリスクコミュニケーションする上で重要との印象:
- コロナにかかることは悪いことじゃない、という前提を共有すること
- リスクがある場合に気軽にそれを発言することができる環境を作ること
- 上記環境を作るための一つの方法は以下を具体的に明示・共有すること、という印象:
- リスクありと判断するための条件、例えば感染者や濃厚接触者との接触有無
- リスクありの場合の取るべき手段、例えばマスク着用、対面での食事欠席
Comments are closed, but trackbacks and pingbacks are open.