背景:社内留学制度(MOT枠)を活用
- MOT:Management of Technology、技術経営。
- MOTをキーワードにして検索してもうまく学校が検索できず困惑していた。(MOTはMBAと違って学位名ではなく、ビジネスと技術の双方にまたがる領域の名称であり、あまり最近は使われていないようだった)
- MOTについて、社内の留学制度に厳密な要件はなく、制度上はビジネススクールを受験してもよいことになっていた。
- MOTを冠するプログラムはほとんどないため、最初はテクノロジに強い大学のMBAを検討。しかし各大学のweb siteを見てもピンとこなかった。自分がやりたいことが十分検討できていなかったと気付き、深堀した。(就活の自己分析に似ています)
MBAからMEM(Master of Engineering Management)へ
- 新規事業のための製品開発やMRを活用したDXプロジェクトを経験する中で、以下の足りなさを感じた:
- 価値創造
- 不確実性の扱い方
- Value Capture
- 意思決定
- 社内研修などの一時的なものではなく、腰を据えて勉強したいと思い、社内留学制度に応募した。
- 最初はMBAで探していたが、如何せんTOEFLがどうしても伸ばせず、TOEFL要求スコアが低いMEMへシフト。
MEMの中からMIT SDMへ
フィット感が強いMIT SDMへ
- フィット感がとても重要!!
- MIT SDMはミッドキャリア向けであり、かつ学びたい内容を各個人が柔軟に選択できるため、フィット感はとても高いと考えていた。しかし、スコアが低く、resumeも強くない私にはMITは高嶺の花。だが、諦めずダメ元で出願。結果合格をもらえた(英語学習の条件付き合格)。
- MIT SDMと平行して、各大学のMEMを受験した。ターゲットとしている学生を学士卒や就職後2-3年の社会人などを想定している大学は、私とのフィット感が低く、不合格だった。ランキングがそんなに高くなくても不合格に。
励まされた言葉
- Shoot for the moon. Even if you miss, you’ll land among the stars. – Les Brown. 目標はデカく持て。
- 受験でうまくいかなかった時に励まされた言葉。スコア的には高嶺の花だったMITを最後まで諦めなかったことに役立った。
参考:MIT SDMの入学者要件の一部
- 工学修士かつ勤務年数3年以上で技術に関わっていること または、工学学士かつ勤務年数5年以上で大学院相当の教育を受けていること。
- 商品やシステム開発でリーダーなどの責任ある仕事経験があること。
- 詳しくはMIT SDM Websiteをご覧ください。
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